「家族制度は、旧武士層の家族秩序を政府公認の理想的家族の姿として定着させた」
・・・・これは、川島武宜の『イデオロギーとしての家族制度』(1957年)の中の一節です。
これにより、家意識は明治以前からの連続として日本に定着していた意識であるといえるでしょう。
したがって、日本人の意識構造をみるうえで、家意識は忘れてならないものと考えられます。
そこで現代青年は家に対してどのような意識をもっているでしょうか。
わたしの指導のもとで行なわれた青年の家意識の調査から、その姿をみてみましょう。
調査は1969年の暮に実施されたものです。
親との比較から青年の家意識を明らかにしようとされたものです。